2003.9.15 新規追加


「火星観察会(リベンジ)」 



9月13日(土) 20:00より、塩尻情報プラザの前庭で、
2回目の「火星観察会」を開催いたしました。

1週間前の観察会では、200人以上の方が集まっていただいたのに、
すっかり曇ってしまったので、今回は祈るような気持ちでした。
開始直前、前回同様に雲が広がり雨もパラパラしたため、
一時は中止宣言を出しました。
が、その後、西から晴れ間が広がり、しばらく後、火星も現れました。

一旦、中止宣言を出したものの、結局10時まで楽しむことができました。
時々は雲に阻まれましたが、おおむねご覧いただけたと思います。
9時45分頃に終了しましたが、その後、雨がパラパラ。
願いが通じ、何とか天気がもってくれたので良かったです。

お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。


100人以上の方が集まってくださいました。



開始前、天気を心配する様子。スクリーンは事前に撮影した火星
 


晴れ始めたので、望遠鏡を火星に合わせるスタッフ
 


スクリーン投影用の望遠鏡は1台です。



観察用の望遠鏡は5台ありました。
 

 


投影用の望遠鏡は、ビデオカメラのモニタに写った映像でも楽しめました。



観察用の望遠鏡には長い列ができました。



それぞれ望遠鏡の前で順番待ちをする様子。



受付では資料を配りました。



左上に月が昇っています。



火星が見えないときは月も見ました。
(手前の望遠鏡は月に向けています)



楽しんでもらえたでしょうか。


当日は日本海を北上中の台風の影響で、
大気のゆらぎが強く、特に雲が晴れた直後は
線香花火の玉のような「ゆらゆら」した火星でした。

しかし、夜が更けるにつれて次第に好転し、
一部の方には「極冠」(火星の南極)の白い部分を
確認していただけたかと思います。

火星はまだしばらく観察できます。
情報プラザ以外でも観察会がありますので、
機会を見つけていらしてください。

後日談

実は、翌日の14日も「平出遺跡公園」にて観察会をやっておりました。
来ていただいた方は少数でしたが、
この日は空の透明度がよく、ゆらぎも少なかったので
今年一番とも言える火星を楽しんでいただけました。
少人数のため、おまけも多く「天王星」まで見ていただけました。